好きな作品は今のところテニスの王子様(リョ桜)ですが、遅くにハマってしまったために今頃…って感じで悔やんでおります。(またジャンルが変わることもあるかもしれません)読んだ後の、誹謗中傷などは受け付けかねます。
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駄文1からの続きになります


読んでくださる優しい方はどうぞ…






「朋ちゃん…菊丸先輩、本当に大丈夫?。」


朋香と目が合った桜乃は本当に心配そうに膝の上で寝息を立てる菊丸を見つめた

「大丈夫大丈夫!ほら、ビールって酔うのも早いけど、抜けるのも早いから…。」

そう言いながら朋香は正座をしていた足を崩す


「ああ……悪い、気がつかなかった…で、オレはどこへ行けばいいワケ?。」


自分の家なのに────────────


そんな思いがリョーマの口の端にあらわれる


「リョーマ様はちょっと桜乃の相手をしていてくださいませんか?。」


「ちょっ…と…朋ちゃんっ!!。」


思いっきり朋香の肩に腕の重さを乗っけてぶんぶん引っ張る


「やだ桜乃はまだ私に重たい思いをさせる気なの?。」

小さい子を叱るようにメっという視線を投げかける


桜乃は助けを求めるように今度は杏の方を向いた


「私も、ちょっと今の状態だと桜乃ちゃんの相手できない…かな………?。」


見れば桃城も杏の肩にもたれてグッタリしていた


「ホント何しに来たのアンタ達…オレにビラビラ見せびらかしに来たの?。」


杏が半身を起して、立ち上がったリョーマを通そうとした瞬間に、厭味をぶつけた


「ホラ、竜崎、缶持って…?。」


そんなバカップル状態の4人を他所に

淡々とまだ開いていないビールの缶を抱え込むリョーマ


「え、いや、いえっ!!わたしは…。」


一方ではこたつの掛けぶとんをギュぅっと握ったままの桜乃…



リョーマは思う


ばぁさんに挨拶に行って会ったときも、こんな風に竜崎は頑なにオレとの接触を拒否しつづけた


顔を合わせながらも言葉をかわすことはなかった



アンタの羞恥心が時に残酷な刃になるってことアンタは分かってる?







昔、オレがどんだけアンタのソレに踊らされたか………







アンタは分かってんの?







「来たくないんだったら、ちゃんと断ればよかったんジャン…。」










今度は抱え込んだビールの缶をゴロンと転がし、テーブルの上のお皿をカチンと乱暴に音をさせ持ち上げた


陶器のキーンという音がいつまでも響いているようで、


さっきまでバカップルの雰囲気をかもしだしていた朋香と杏もさすがに唾をゴックンと飲み干す


「そんなこと…。そんなことないよっ!!リョーマ君!!。」


あッ!!と両の手を口でおさえた




”リョーマ君”と呼んでしまった!!!




それはもう昔の呼び方であって





今はもうそんな呼び方で呼べる仲じゃないのに





違うのに───────────────────!!








「なら、あっちで呑み直そう……。」




自分の心の中の最も恥ずかしい部分を見られた気がした気持ちでいっぱいの桜乃とは裏腹に


さきほど乱暴な音とともに持ち上げた、おつまみがのせてある皿を持ちながらリョーマは



スタスタと廊下へと歩いて行ってしまった…



「ほら…桜乃!行きなさいって!!」


「桜乃ちゃん!早く行った方がいいよ…」


朋香と杏が急かすように桜乃のことを見つめる


「う…うん…うん!!!。」


ぎゅぅっと握りしめていたこたつ布団から手を離し、転がってあったビールの缶を抱えられるだけ抱えると


「行ってくるね。」



とリョーマが先ほど消えていった薄暗い廊下に桜乃の後ろ姿が溶けていった






物語、私の汗とともにダラダラ…(゚Д゚;)
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